保育士のやりがいと転職

幼児の成長、発達

絵本の読み聞かせは保育士と子供を繋ぐ架け橋。 誰でも子どもの頃にお母さんや保母さんから絵本を読んで貰った記憶があると思います。  子どもにとって絵本から受ける影響は、一人の人として成長していく上で何にも変え難い大切な経験。大きな効果を及ぼします。

 

このページは保育士が読み聞かせるうえで、ヒントになりそうなコツやポイントについて書いてみました。  絵本の効果は、子供の語彙を豊かにし、ことばで表現する力や感動する心、想像力、知的好奇心を育てることによって情緒が安定し、社会活動で自分を豊かに表現しようとする意欲を引き出します。 また、基本的な生活習慣を子どものうちから身につけさせる大切な教育にもなりますので、ぜひ、積極的に年齢にあった良い絵本を与え、愛情を持って読み聞かせてあげてください。 ボランティアでこれから始めようという方も参考にしてみてください。

 

絵本はただ子供に与えるだけでももちろんいいのですが、「一緒に読み聞かせる」ということに意味があります。 まずは絵本を通して一緒に遊び、コミニュケーションをとること。 それから、読んであげることによって、子どもは絵本の世界に無理なく溶け込んでいきます。

 

 読み聞かせのコツは、

1、ある程度の大きさ、絵が鮮明であり、子供の発達段階にあわせた絵本を選ぶこと。 
2、絵本の持ち方は1歳から3歳児はだっこしたり、横において一緒に見る。 4歳から5歳児は絵本に気持ちを集中できるようになるべく身体から離した持ち方をした方がいいでしょう。紙芝居の絵の周りの枠も、お話に集中する効果を引き出すためのものです。
3、読み方は気持ちを込めて、例えば次のページを開く時でも絵本の内容に合わせて、ゆっくり開いたり、サッと開いたりしてリズムをつけるとより興味をもたせる効果があります。

幼児の成長、発達

 

子供の年齢に合わせた絵本、読み聞かせのコツ、ポイント、おすすめなど

1歳児、、、パパ、ママなど、簡単な言葉を発するこの時期は、一緒に絵本を見て遊ぶ感じで楽しみましょう。 この年齢は絵本を読む母親など、子どもにとって一番身近な人との関係を大切にしてもらいたい時期です。 内容は文字よりも身の回りにあるものが簡素にはっきり描かれている絵本を選ぶのがコツです。

 

   例えば、動物の親子や乗り物、食べ物の絵を指差して、「これ、なぁに?」、食べるまねをして、「美味しいねぇ」、などとお話して遊びます。 おすすめの絵本は「いないないばあ」など。

 

2歳児から3歳児、、、基本的な生活習慣を身につけるこの時期は、子供の生活や経験に近い絵本が良い影響を及ぼします。、、、パンツを一人ではいたり、ハミガキをしたり、お風呂に入ったり、、、を読み聞かせましょう。  この頃は簡単なストーリーや、因果関係(良いことをしたら褒められる、、など)、時間の経過(昨日は一緒に遊んで楽しかったねぇ、、など)が理解できます。

 

   何に対しても興味津々で言葉がどんどん出てくるので、ゆっくり気持ちを込めて絵本を読み聞かせましょう。 例えばリズムのある繰り返し言葉、、、、おにぎりころころすっとんとん、、、うんとこしょ、どっこいしょ、、などを喜びますので、そのような絵本を選ぶのがコツです。 おすすめの絵本は「おふろでちゃぷちゃぷ」「おおきなかぶ」「ぐりとぐら」「はけたよはけた」など。

 

4歳児から5歳児、、、主人公と一体になれるこの時期は、物語絵本を読み聞かせてあげましょう。 喜びや悲しみ、怒りなどなど、感情の動きが活発で、情緒、想像力、探究心の発達を促します。 子供や母親が主人公になったように読み聞かせることがコツ、ポイントです。 ストーリーが理解できるので、この続きは明日とか、、続き物語を楽しむことができます。 

 

でも、字をすらすら読むことは子供にとってはまだ上手にできないので、本人は十分楽しめません。 だから大人が読んであげることが大切です。 読み聞かせた後は楽しいお話なら、「面白かったねぇ、どう思った?」、、などいろいろ感想を話しあっておしゃべりしますが、悲しい絵本を読んだ後は「何々でした、、、」とそのまま黙って静かに終わるようにしましょう。 これはそれぞれの子供の感じ方を大事にして感受性を豊かにする効果、影響があります。