保育士のやりがいと転職

ことばが発達する時期で、次々と新しい言葉を身につけていきます。 同時に話すことによって新しい人間関係もできていくので、保育士は特にこの時期のことばを育てることに配慮したいものです。

 

 3歳児のことばの特徴として、接続詞や疑問文を使って、ことばがひとつの文になり、長く話すことができます。 そして、話しが止まらず、ことばだけでも遊べるようになります。 例えば、ことばにふしをつけてしゃべったり、リズム感のある繰り返し言葉をつかったり、内緒話も好きになります。
ですので、ことばを伸ばす遊びをする時は、以下のことに注意したら良いでしょう。

 

・その場面にあった語りかけをします。
・子供の話しを丁寧に聞いてあげる。
・保育士が話す時はゆっくり、発音をはっきり。
・理解しやすいことばをはなす。
・やさしさ、温かみのあることばではなす。
そんなことばを使ったいろいろな遊びです。

 

 

@ことばのまねっこ遊び

円形になって座り、「おだんごころころころころ」「うさぎさんがピョンピョン」など、順番に保育士の真似をして遊びます。 保育士はテンポよく、いろいろふしをつけると楽しいです。

 

Aなぞなぞ

保育士が子どもに質問をします。 「おいしいものな〜に」「庭に咲いているのな〜に」「きるものな〜に」など、こどもの身近なものをリズミカルに問いかけます。

 

B物語絵本

3歳を過ぎた頃から絵本と子供の関わりは密接になります。 想像力も活発になり始めるので、絵本の絵やお話に触発されて、物語の世界に遊ぶようになり、時々、独り言を言ったりすることもあります。 この頃の想像性は子どもの生活経験を土台にして広がるので、絵本の内容もあまり奇想天外の空想物語よりも子供の経験に共通性のある物語がいいでしょう。

 

3歳〜4歳のお奨め絵本
以下のリンクをクリックすれば、最後の方で感想、口コミが読めますよ。
「どろんこハリー」 よその犬じゃない家族のハリーだよ。
「ぐりとぐらのえんそく」 ぐり、ぐら、ぐり、ぐら、、リズミカルでゆかいな友達のはなし。
「わたしのワンピース」 楽しい夢が広がる絵本
「ねないこだれだ」 ちょっと怖いけど、また読みたくなる
「はじめてのおるすばん」 自信がつく絵本です
「おふろだいすき」 お風呂が嫌いな子でも大好きになりますよ
「そらいろのたね」 ともだちがたくさんできる

「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」 おばぁちゃんの家まで、まっすぐ、まっすぐ、、、
「バムとケロのそらのたび」 人気のバムとケロシリーズ。 細部まで拘った絵に毎日新たな発見が、、。
「ゆうびんやさんおねがいね」 ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、っと心が温かくなる絵本
「ねこのはなびや」 はなびの絵がとても綺麗!
「だめだめすいか」 そのすいか、、タヌキが狙ってるよ!笑
「よるくま」 人によって評価が分かれる絵本です。 いろんな本に出会って、子供は感受性を養っていきますが、さて、あなたは?。
「かいじゅうたちのいるところ」 大人にも読んでもらいたい、、そんな絵本です。
「お月さまってどんなあじ?」 どんな味かな? いろいろ想像をかきたててくれる絵本。 さて、最後は?

「おばけのてんぷら」 最後に裏表紙を見て納得ですね。
「もりのおくりもの3冊セット」 どうぶつのお友達がたくさん出てくる、ほのぼの絵本。
「だるまちゃんとうさぎちゃん」 何度も、何度も、読んであげてください。 いつの日か、自分で読める時がくるのが楽しみ。
「ぼうし」 絵を見るだけも綺麗。読んでも楽しいお奨めの絵本
「仔牛の春」 四季のある日本に生まれて良かった、、と思える絵本。 こんなふうに我が子も成長するんだろうなぁ。
「おたすけこびと」 「働く車」が大好きな男の子には大人気の絵本です。
「いぬとくま ずっとふたりは」 犬と熊のユーモラスなお話3編
かあさんのこもりうた 東日本大震災の実話をもとに作られた絵本で話題になりました。 この絵本は感受性の強い子供の心を強くゆさぶるでしょう。 でも、その経験も成長のためには重要なことなので、そっと見守ってあげてください。

「じっちょりんのあるくみち」 身の回りのじっちょりんを探してみよう、、、
「ぼくにげちゃうよ (海外秀作絵本)」 子うさぎと母うさぎとの絆と愛

 

 

さて、この時期は話しの節やことばに繰り返しのあるものを喜びますので、例えば、「おかあさんだいすき」 「三びきのこぶた」 「三びきのやぎのがらがらどん」 「こぶとりじいさん」 などもいいでしょう。

 

参考にしてください。 「絵本 読み聞かせのコツと効果」


 

C紙芝居

 ビデオやアニメは子ども達に人気があり、みんな大好きですがコミュニケーションの手段から言えば、送り手と受け手が一方的であり、応答性がありません。 その点、紙芝居は保育士の話術によって子ども達の想像力を豊かにしてくれます。 演じる保育士は子どもの状態にあわせて対面的にコミュニケーションを進めることができるので、人間関係や心情を育てる上で有効です。

 

この時期の紙芝居でお勧めなのは、、、。

 

「ほんとにごめんね」  ともだちとの関わりのなかで言ってはいけないことやしてはいけないことがあることに気付きます。
「よごしたのだーれ」  共同の遊具や用具はみんなで大切に使います。
「まいちゃんのぼうし」 自分のことは自分でします。

 

Dごっこ遊び

一人遊びにあきると、友達をほしがり、一緒に大人の真似をしながら「ごっこ遊び」が始まります。 「ままごと」「お母さんごっこ」「赤ちゃんごっこ」

 

「お家ごっこ」など、いろいろな道具を出してきて「ごっこ遊び」が始まると子ども達が夢中になれるような環境作りが大切です。 お家を作る大型積み木を運んだり、椅子や机を並べ替えたりは子ども達の様子を見ながら手助けします。 また「先生も仲間に入れてね」と、遊びに加わりながら関係作りをしていくのもこの年齢では大切なことです。

 

その他、子供達の想像力でいろいろな「ごっこ遊び」が広がっていきます。 例えば、「ねこちゃんごっこ」「ことりごっこ」「いぬごっこ」「バスごっこ」「大工さんごっこ」「乗り物ごっこ」など、何でも自分の周りの生活体験の中からどんどんアイディアが出てきます。 遊びこめるようになったらなるべく時間も場所も制限しないで、自由に伸び伸びと遊ばせるようにしましょう。

 

 

E科学遊び

この時期の特徴として玩具を壊したり、分解したりすることに興味を示し、よく壊します。 また積み木でに高く積み上げては思い切り力まかせに壊して遊ぶことも多いです。 丸、四角、三角や、「後で」と「今」の時がわかります。 ブロックや絵を組み合わせたりして完成できます。

 

「かたはめ遊び」
丸、四角、三角をかたはめ板にはめ込みます。 おもしろいので何回も繰り返して遊びます。慣れると他のはめ板を与えます。 ボール紙を重ねて簡単に作れます。

 

 

「ブロック遊び」
大型、中型、小型とあり、種類も複雑なものから単純なものまでいろいろです。 遊ぶときは子供に選ばせるのもいいですが、3歳児にはまだ中型の単純なものがいいでしょう。 自分の好きなものが工夫次第でいろいろできるので楽しいし、はめこみ式のものは指の訓練にもなります。

 

 

「絵あわせ遊び」
切れた絵は模様をあわせて、元の完全なものにする遊びです。 広告や絵本のいらなくなったものを適当な大きさに切っても作れます。 切り方は、縦、横、斜めの単純な切り方で、始めは大きく切り、だんだん小さく複雑にすると面白いです。 友達と代わり番にするとよいです。 いろいろな物の仕組みや形を考える場となります。


 

 

F表現遊び

 

「絵を描く」
大きな紙を与え、好きな絵を伸び伸びとたくさん描きます。足りないときは新しい紙を継ぎ足して描かせます。 子どもが何かを表現したい気持ちを満足させるまで描かせます。 鉛筆、クレヨン、マジックなど、子供が使えるものは積極的に使わせます。

 

 

「作って遊ぶ」
はさみやのりの使い方や約束事が子どもによく理解され守れるように、実際に作りながら教えます。 手が汚れるので、のりのかわりにセロテープやガムテープを使いたがる傾向にありますが、材料や作るものを考えて何が適当か、一番よい使い方を覚えるように指導します。

 

 

「粘土遊び」
子供達は粘土が大好きです。 課題を与えないで作りたいものを自由に作らせます。 なるべく柔らかくて軽いもの、子どもが扱いやすいものを与えます。

 

 

「楽器遊び」

鈴、カスタネット、小太鼓などを使って、簡単な曲に合わせてリズム打ちを楽しみます。

★楽天の子供用楽器と口コミ★

 

「歌、リズム遊び」
「だるまさんのにらめっこ」「ごんべさんの赤ちゃん」「手をたたきましょう」「ぞうさん」「ありさん」「お母さんのゆび」「大きなくりの木の下で」「一本はし」「ひよこのうた」「いぬのおまわりさん」「ふうせん」「しゃぼんだま」など。

 

G自然との関わり

「小動物の飼育」
 4〜5歳児が保育所で飼っている、金魚は小鳥などの世話をしているのを見ているうちにほとんどの子供が興味を持ち、自分のやってみたいという気持ちになります。その時、保育士が世話をしている様子をよく観察させ、その後、子どもにやらせてみます。 水やエサをやったり積極的に世話をする子供もいますが、興味を示すわりには恐がってできない子どももいます。 このような時は無理にやらせないで、観察だけをさせます。

 

 

H運動遊び、屋外遊び 

( こちらも参考にしてくださいね⇒自然の中で、子供が楽しめる外遊び)

 

「屋外の遊具」
運動的な遊びを主な目的にした遊具が多く、遊びながら、歩く、走る、跳ぶ、転がる。よじ登る、ぶら下がる、等など、自然のうちにできます。 屋外遊具で遊ぶ場合、この年齢では何らかのかたちで、まだ保育士の目が必要です。 3歳児が一人で遊べるものとして、、、

 

 

「滑り台」
だんだん慣れてくるとスピード感も調節でき、安全に滑ることができます。 3歳児にとって、最も適した楽しい遊具です。

 

 

「ブランコ」
 乗ってこげる子とこげない子の差が大きいです。 立って思い切り大きくこぐ子どももいますが、まだ周りに注意が向けられないので、保育士がよく注意する必要があります。 乗っている側に近づいて怪我をすることが多いです。脚の屈伸バランスをとるなど、技術的にも高度な運動神経が身につきます。 乗っていて楽しいので、人気の遊具です。

 

 

「ジャングルジム」
何かにつかまって登るというのは、子供の本能的な欲望です。 上まで登れると、達成感で得意顔になります。手足の鍛錬になるので安全に配慮しながら、積極的に遊ばせましょう。

 

 

「跳び箱」
跳び箱は正規のやり方ではなく、はじめのうちはよくなれさせること、登ったり降りたり、両足を揃えて飛び降ります。 その時、保育士がしっかり受け止めてあげるのも良いです。

あかちゃんの成長、発達

 

 

「平均台、マット」
平均台のマットは、子供がいつでも自由に使えるように、ホールのコーナーにセットしておくといいでしょう。平均台は低いものの方がいいです。 一本橋渡りは平衡感覚を育てるのに適しています。マットはビニール製のものよりも、体育用の綿布製の滑らない方がいいです。

 

「ちからじまん」
タイヤを縄で結び、もう一方を輪にしてその中に子どもが入り、引っ張ってゴールまで歩いていきます。 慣れると2〜3人ずつ一緒に遊び競い合うと面白いです。 また、自由に走り回るのも楽しいでしょう。 ねらいは、筋力の発達を助ける遊び。 特に手足が強くなります。

あかちゃんの成長、発達

 

「キックボール」
 タイヤ、ダンボール箱を図のように配置し、スタートラインからボールを蹴って、箱に入れる遊びです。 ゴールに入ると成功。慣れたらタイヤを増やして距離をのばし、競争させると楽しいです。 「キック!」などと言って、友達の足を蹴り上げたりする子がたまにいますが、そのような子供のストレスや好奇心を満足させながら、次第に全身運動ができるようになります。

あかちゃんの成長、発達

 

「ボール追いかけっこ」
まず、一人ずつ滑り台の上に登らせます。 保育士が下からボールを手渡し、子供はそのボールを転がして、後を追いかけます。 滑り台の下にタイヤの防壁を作って位置を変えたりします。 勢いよく転がるボールを追いかけることによって、ダイナミックな全身運動ができます。

 

「おすわり遊び」
 スタート地点に腰掛け、「よーい」の合図で立ち、次に笛が鳴るとゴールの椅子をめがけて走り、すぐに座ります。 はじめは5メートルくらいに、だんだん距離を長くします。 椅子の間隔は充分にとります。 ねらいは、自分の居場所を覚え、生活習慣づけをかねた遊びです。 敏捷性を身につけます。

あかちゃんの成長、発達

 

「新聞もってきて」
 まずは平均台が渡れるように個別指導をします。 できるようになったら新聞をとって帰りも平均台を渡ります。 生活習慣のお手伝いに関連付ける遊びで、平衡感覚を育てます。

あかちゃんの成長、発達

 

「積み木を高く高く」
一人ずつスタートラインから走ってきて、箱の中から積み木を一つとり、タイヤの中に積み上げていきます。 途中で崩れたら最初からです。 ねらいは、道具に対する協応性を育て、積み木が高くなるにつれて慎重になります。

あかちゃんの成長、発達

 

「お掃除あそび」
一人ずつ乾燥した雑巾を持たせ、みんなで掛け声をかけて雑巾がけの動作をして遊びます。 生活習慣のお手伝いを意識した遊びです。 子どもは大人の真似をしたがり、させたら喜びます。

あかちゃんの成長、発達

 

「ボールぶつけ」
 一人一個のボールで目標物を決め、投げつけて跳ね返ったボールを追いかけてつかまえます。  どこに転がるか分からないボールを追いかけることによって体の柔軟性と適応力、集中力を養います。


関連ページ

1) 新生児期(乳児期 生後1か月)の発達段階と特徴
新生児期(乳児期 生後1か月)の体の成長、発達の様子です。 標準的な数値を書いておきますが、赤ちゃんによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
2)乳児期(生後6ヶ月まで)の発達段階と特徴
乳児期(生後6ヶ月まで)の体の成長、発達の様子です。 標準的な数値を書いておきますが、赤ちゃんによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
3)乳児期(6か月から1歳3か月まで)の発達段階と特徴
乳児期(生後6か月から1歳3か月まで)の体の成長、発達の様子です。 標準的な数値を書いておきますが、赤ちゃんによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
乳児期(6か月から1歳3か月まで)の保育・子育て
幼児期(10ヶ月から1歳3か月未満)の遊び
4)幼児期(1歳3か月から2歳未満まで)の発達段階と特徴
幼児期(1歳3か月から2歳未満まで)の体の成長、発達の様子です。 標準的な数値を書いておきますが、赤ちゃんによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
幼児期(1歳3か月から2歳未満まで)の保育としつけ
幼児期(1歳3ヶ月から2歳未満)の遊び
5)幼児期(2歳児)の発達段階と特徴
幼児期(2歳)の体の成長、発達の様子です。 標準的な数値を書いておきますが、子どもによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
幼児期(2歳児)の保育のねらいとしつけ
幼児期(2歳児)の遊び
3歳児以上の特徴と保育の重点
6)幼児期(3歳児)の発達段階と特徴
幼児期(3歳)の心と体の成長、発達の様子です。 標準的な事を書いておきますが、子どもによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
幼児期(3歳児)の保育のねらいとしつけ
7)幼児期(4歳児)の発達段階と特徴
幼児期(4歳)の心と体の成長、発達の様子です。 標準的な事を書いておきますが、子どもによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
幼児期(4歳児)の保育のねらいとしつけ
幼児期(4歳児)の遊び
8)幼児期(5歳児)の発達段階と特徴
幼児期(5歳)の心と体の成長、発達の様子です。 標準的な事を書いておきますが、子どもによって成長が早い、遅いがありますから、あくまでも目安にしてくださいね。
幼児期(5歳)の保育のねらいとしつけ
幼児期(5歳児)の遊び
小学校の入学準備